京都周辺気まぐれ風景

京都在住。地の利をいかして神社仏閣によく撮影に出かけます。

Photoshop Camera Raw と SONYのレンズ

Sonnar T* 35mm F2.8 ZA で、カメラ設定の「レンズ補正」をオフにすると、
結構な歪曲収差と周辺光量落ちがあります。周辺光量落ちについては、
結構好きな方なので、RX1を使うときもレンズ補正はオフで使っておりました。
歪曲収差については、レンズ構成がBiogonなどの対称型では無いため、
多少はしかたないところだと思いますが、これが結構あります。この歪曲が樽型の場合には、
周辺光量落ちと相まって、いかにもレンズを通して見たモノ、って雰囲気が出るのですが、
これが樽型とは反対、糸巻型なんですね。最近のレクサスのフロントグリル型。www
α7Rのレンズ補正では、周辺光量補正と歪曲補正は別々に設定出来るので、このレンズを使うときには、
歪曲補正はオンで使おうと思います。
で、こういう補正の加減を自分で調整したいと思うと、もちろんRAWデータから現像処理
ということになろうかと思いますが、ちょっと嬉しいことに、先日のPhotoshop Camera Rawの
アップデートで、多くのSONY製レンズのプロファイルが追加されました。その中には、この、
Sonnar T* 35mm F2.8 ZA も Sonnar T* 55mm F1.8 ZA もあります。
これで簡単に補正できちゃうのはありがたいです。
基本的にJPEG撮って出しを大事にしたいという考えに変わりはありませんが、
ほんとに偶に、仕事に使うときなんかには、重宝することは間違いありませんからね。