「繁忙期写真機材物欲増幅症」を発症の結果、入手してしまいました。
ごめんなさい。(ってまた誰に謝ってるんだか。。。)
超広角単焦点レンズである、Voigtlender SUPER WIDE-HELIAR 15mm F4.5 Aspherical II です。
今までは、超広角はズームで済ませようと考えてきました。
自分の撮影スタイルは、あまり超広角を好んで撮るわけでは無かったので、
そのために単焦点レンズに付け替えて撮るよりは、ある程度汎用性のあるズームの方が
使いやすいだろうと考えてのことでした。手持ちの超広角ズームでは、Aマウントの AF ZOOM 17-35mm F2.8-4 (D)
がありますが、α900を持ち出す機会が少なくなっておりますので、おのずと使用頻度がかなり落ちております。
Eマウントの超広角ズームである、E 10-18mm F4 OSS は、描写の性能自体に不満はなく、最近ではこれを使ってきました。
先日訪れた圓光寺でも使用しておりましたが、何か物足りないんです。超広角には、ドラマチックな描写が欲しいと思い始め、
そうなると、小型軽量超広角単焦点となるわけで、となれば、ライカMマウント互換のフォクトレンダーVMマウントに。
方々でその描写を見て、そのドラマチックな描写に惹かれました。
今年になって、デジタル対応を謳った III が登場しておりますが、いかんせんお値段が随分とアップしております。
今回入手したのはその前のバージョンである II ですが、後玉が出っ張っているせいで、センサー周辺への入射光角度が大きくなることから、
周辺での色かぶり問題がありました。III ではこの問題を解決しているようですが、裏面照射型センサーとなったα7RII なら、
周辺への入射光角度が大きくなるバージョン II でも大丈夫なんじゃないの?と考えて、いろいろ粘ってググってみると、ありました。
予想どおり、同じことを考えて、α7RII + SUPER WIDE-HELIAR 15mm F4.5 Aspherical II で使っている方がいるんですね。
周辺の色かぶり問題は、α7RIIだと気にならないレベルみたいですね。周辺光量はIIIよりもIIの方が落ちるようですし、
絞り開放付近での周辺画質もIIIの方が良いようですが、いずれの要素も自分は気にしませんし、周辺光量については、
むしろ落ちてくれる方が好みですので。
それが分かった以上、高価になった III にする必要は無く、II をゲトとなりました。
ドスンと落ちる周辺光量やキレキレにシャープでハイコントラストな描写を、
晴天下、青空をいっぱい入れたカットで楽しみたいと思います。