この前の記事で少しだけ触れた SONY FE 85mm F1.4 GM のAF挙動についてのことですが、
平安神宮神苑内での撮影のような、ある程度人の流れがあるような場合には、
流れに逆らわないように、立ち止まって、直ぐに撮って、直ぐに移動、という動作を
とりたい事があります。こういうシーンでは、AFの早さは、爆早でなくてもいいのですが、
せめて並みレベルであって欲しいと思うわけです。
ところが、SONY FE 85㎜ F1.4 GM のAFの遅さは、ちょっとストレスに感じるように
なってきておりました。
最近は、拡張フレキシブルスポットを使っていますが、
AFを合わせたいところに向けて、シャッター半押ししてからまず、わりと早くに、
しかも合焦する前にピピッ！っと音が鳴り、そこから行って合焦するかと思えば、
行き過ぎて、返ってきてから合焦。こんな挙動が非常に多いです。
ところが、ネット上のレビューなどを見ていると、決して早くはないけど、
遅くてストレスを感じるほどでも無い、などどあります。
いやいや、これでは遅いし充分ストレスやん！
α900 + Planar T* 85mm F1.4 ZA の方がずっと早いやん！
と思っておりました。
なんかおかしいぞ、と思ってもっと調べてみると、このレンズのファームアップがあったんですね。
但し、ファームアップの修正事項としては、
「デジタル一眼カメラ ILCE-9における、最高20コマ/秒のブラックアウトフリー連続撮影対応」
とありますから、過去に見たけどスルーしてたような気がしてきました。
そうは言いながら、他にも修正してるんじゃないのかな、と思って、
念のためファームアップを適応してみたところ、
少なくとも室内で試した感じは随分好印象になりました。
今度持ち出すときに、外で確認してみたいと思います。
