京都周辺気まぐれ風景

京都在住。地の利をいかして神社仏閣によく撮影に出かけます。

Nikon Z6、Z7のは発表を受けて思うこと

ニコンから、Z6,Z7という、フルサイズミラーレスカメラが発表されました。
これにはちょっとだけ触れておきたいと思います。
その前に、お断りしておきますと、私はNikonというメーカーは、
決して嫌いではありません。Canonよりは好きです。
だからこそ、Nikonに対する期待もツッコミも、いろいろと思うところはあるわけですが、
それにじっくり触れると長くなったり、逆ツッコミを入れられたりしそうなので、
具体的なところだけ。


まず、デザインがα7系やα9に似てるなぁ。
アンチソニーな方々からは散々叩かれたデザインでしたが、
これを見たニコ爺さま達はどう思うのでしょうかねぇ。
カメラは工業製品ですから、実用性を追求すれば、この形になった!
ってことなんでしょうかねぇ。

ニコンZマウント。これ、殆どの日本人は「ゼットマウント」って読むんでしょうけれど、
ネイティブならば、「ズィーマウント」なんでしょうか。
マジンガー"Z"、的な安直さを感じるネーミングも、ニコ爺向けでしょうか。


後は箇条書きに疑問点や違和感など。
カードスロットは、なぜダブルスロットでは無いのか
電池の仕様を新しくしていながら、なぜ、USB給電非対応なのか
縦グリのモックは、間に合わず、3Dプリンタで間に合わせた、感が甚だしい
58mmF0.95は、あんなにデカいのにMFレンズ
マウント仕様非公開って、ニコンレンズ以外は使ってくれるな!ってことね
瞳AFは非対応、そりゃ無理でしょうね


カメラはスペックだけで良し悪しが決まるものでは無いですが、
ほぼ1社独占分野(ライカSLという一般庶民向けでないものもありますが)であったフルサイズミラーレス分野に、
天下のNikonが殴りをかける以上は、αを上回るものであってほしかったし、
少なくともスペック上では、最低でも追いついていて欲しかったなぁ、と。
仮にスペックが同等なら、使ってみて初めてわかるような機械としての良さの部分を実現するのは、
Nikonお得意のところで、αより高い価格設定にした値打ちもありそうなものですが。
まぁ、センサーのメーカーは非公開だそうですが、ソニー製であることは
Z6、Z7、何れもが裏面照射型CMOSセンサーという時点で、誰もが想像するところで、
センサー開発メーカーが自社で開発したカメラを上回るものを、センサーの提供を
受けた他社が出すなんてことは、例えNikonでも容易なことではないんでしょうね。
ということがわかった発表でした。