SUMMILUX編に続いては、
Hasselblad X2D 100C + XCD38Vで撮ったカットから。
今回もHEIC形式で撮ったものから微調整しております。
いや、微調整でも無いです。結構しっかり調整しています。
何を調整しているかと言いますと、
主にコントラストを下げる、特にシャドウ側をしっかり持ち上げております。
X2Dはダイナミックレンジが広いのはいいんですが、
HEIC形式で撮ると、今回のようにピーカンのお天気では、
白飛びっぽいところ、黒潰れっぽいところ、が盛大に出てきます。
「っぽいところ」という表現を用いたのは、
RAWでは実際に飛んだり潰れたりはしていないからです。
現像時にパラメータを調整すると、
白飛びっぽいところも黒潰れっぽいところも見事に階調が出てきます。
但し、これをカメラ任せのJPEGやHEIC形式にすると、
RAWよりはかなり修復しにくい白飛び黒潰れが顔を出します。
全く修復出来ないことは殆ど無いのですが、
とにかくハイコントラストの絵が出てきます。
ダイナミックレンジ15ストップのセンサー性能を活かす意味では
こういう絵になるのは仕方ないとは思います。
HEICで撮っているとファイルサイズはかなり小さくなってくれますが、
RAWのような調整自由度は無くなりますから、痛し痒しといったところです。
↓Hasselblad X2D 100C + XCD38V
↓Hasselblad X2D 100C + XCD38V
↓Hasselblad X2D 100C + XCD38V
↓Hasselblad X2D 100C + XCD38V
↓Hasselblad X2D 100C + XCD38V
↓Hasselblad X2D 100C + XCD38V
↓Hasselblad X2D 100C + XCD38V
↓Hasselblad X2D 100C + XCD38V
↓Hasselblad X2D 100C + XCD38V
↓Hasselblad X2D 100C + XCD38V
↓Hasselblad X2D 100C + XCD38V