京都周辺気まぐれ風景

京都在住。地の利をいかして神社仏閣によく撮影に出かけます。

コンタックス G-Biogon T* 28mm F2.8 をNEX-5で味わう

祇園祭りの鉾を早朝に撮り行った翌日は、台風の影響が出始めており、雨が降ったり止んだり不安定な空模様。
で、久々に梅田へパトロールに行くことに。
京都には中古カメラ屋が少なく、お店も散らばって存在しているが、
梅田には魅力的な中古カメラ屋さんが多く存在しており、それらのお店をゆっくり見て回るだけでも楽しい。
それを「梅田パトロール」と勝手に名付けている。
んで、この日は以前から気になっていたビオゴンのネット中古相場を頭に置いた上で、徘徊していた。
マイクロフォーサーズやNEX用マウントアダプタが出回る前は、中古市場での価格がもっと安かったが、
明らかに以前よりも相場が上がったので、ちょっと敬遠していた。
しかし、ツァイスファンである以上、その存在が気にならないわけも無く。
京セラ製と言えどもやはりツァイスの基準をクリアしたその描写は非常に魅力的であり、
コシナのZMやVM達より寄れることも魅力のひとつ。
何軒かパトロールの後、最後に一番良く行くお店をパトロールしていると、
美品のくせして明らかにお買い得価格な野郎が図々しくも堂々と、ショーケースの中で鎮座していやがるではないか。
そりゃアカン! 明らかにアカン警察出動モノである。
保護した。
その証拠写真がコレ。↓

追記:
上記で「コシナのZMやVMより寄れる」と書いたが、コレを検証した。
昔の京セラのカタログ上でも最短50mmとなっている。
コシナZM、VMに限らず、レンジファインダー用レンズは概ねあまり寄れない。
レンジファインダーの場合、あまり寄れないこのと最大の要因は、
被写体が近いとファインダー像と実写の差が大きくなるためだが、このレンズの最短50mmとうのも、
ボディと組み合わせた際の事情のようだ。
実際に定規で測ってみると、なんと39mm弱。正確に計れるわけでは無いが、
これは想像以上に寄れる。それだけ撮影の幅も広がるってもんです。