京都周辺気まぐれ風景

京都在住。地の利をいかして神社仏閣によく撮影に出かけます。

RX1R IIの発表

RX1R II が海外発表されましたね。
これにはちょっと触れておこうと思います。
センサーはα7RIIと同じで、レンズはRX1と同じ。違うのはローパスの効果を光学的に切り替えできるところ。
これ、単純にローパスレスにして、モアレ除去はソフトウェア処理にすれば、もうちょっとコストダウンできたのに、
それをせずに、技術的にどこもやっていないような、超難解変態手法で対応しちゃったあたりが、
今のSONYカメラ部門の勢いと申しますか、意気込み、心意気を感じずにはおれません。
価格面においても、潔いと申しますか、国内発表が未だですが、ドル価格から換算すると、どうやら40万円あたりに
なるんでしょうか。40万という金額は、そりゃ庶民価格とは言えません。言えませんが、それでも欲しいと思ってくれる人、
欲しくて購入してくれる人の期待は絶対に裏切りません!ってことなんでしょう。それは、3年前のRX1発売時のことを
思い起こせば、想像がつきます。
あのときも、いくらフルサイズとは言えコンデジで20万越えってどうなのよ!て方々、多かったですね。
自分もそうでした。25万もするコンデジ、この世に存在していませんでしたから。
(ライカを除く、ライカコンデジコンデジでは無くライカですから。w)
でも、その価格設定を堂々とやって見せたからには、画質に期待せずにはおれず、発売日前に大阪のソニストへ
試しに行ったのを記憶しております。実写してみて納得するどころか、想像をずっと超える画質でした。
小柄だけど脱いだら凄い!的な。なんて事言ってたような。。。
冷静に見ると、高性能レンズとボディを厳密にセッティングして一体化することのメリットは、明らかにあるんだと、
RX1は、そういうメッセージを突き付けられた機種でした。もちろん今回もそうなんだろうと思います。
α7RIIにSonnar55mmを付けて、なーんとえげつない描写!なんて言ってても、RX1R IIなら恐らくそれをずっと超える
描写が得られるのでしょう。
そりゃ欲しいに決まってますが、RX1R IIを買うなら、あと少し追い金、レンズ1〜2本を追加で下取りに出せば、
LEICA Qが買えちゃう。RX1R IIには無い、手振れ補正も、超高速SSも、付いてくる。
これは妄想ですけどね。買えませんから。。。
ああ、また今回も、絶えることの無い物欲のネタでした。