先週に、α7RIIIのファームウェア大型アップデートがあり、
瞳AFがデフォルトになったり、動物の瞳にも対応したりと、
なかなか面白い機能強化となりました。
自分自身も時々自宅のわんこを撮るときに、わんこの瞳を検出してくれると
いいのになぁ、と思っていたので、この機能強化は楽しみでした。
アップデートしてすぐに、自宅のわんこで試しましたが、
これはもう、最高に便利な機能で喜んでおります。
そうは言うものの、これまで自分が人物に対して瞳AFを使うことは、
極稀で、写真撮られたがりの次女と一緒に出掛けるときにだけ、
さらにはそのときに偶々AFレンズを持っているときだけ、
瞳AF機能を割り当てたボタンを押す、そんな使い方でしたから、
趣味で風景を撮っているときに、この機能を使うことは、まずありませんでした。
そんな折に、圓光寺へ桜を撮りに行って、前の記事でもアップした、
下のカットを撮っていたときの事です。
枝垂れの隙間から観音さまが見えるポイントへ移動して撮ったものですが、
移動前、自分との間に枝垂れがある段階で、既に顔検出でピントが枝垂れの
向こうに自動で動き、その後すぐに瞳AFに。
これにはちょっとギョッ!となりました。
自分が撮ろうとしていたのは、人では無く、石像です。
顔検出機能だけなら、これまでも偶に怖い思いをしたことはありました。
暗闇の草むらで顔を検出したこともあって、そのときなどは背筋が凍る思いを
しましたが、間違って顔のようなものを検出することはこれまでも
経験していますから、それがここでは石像の顔、検出してくれてありがとう、
程度のことでした。
ところが、その後すぐに瞳AFが働いて流石にギョッとしました。
石像を被写体にしているのに、見られてる!?
そりゃ、冷静になれば考えすぎなんですが、一度そう感じてしまうと、
こりゃいい加減な撮り方は出来んな、と、一生懸命撮りましたとさ。(笑
↓α7RIII + SONY 70-200mm F2.8G