京都周辺気まぐれ風景

京都在住。地の利をいかして神社仏閣によく撮影に出かけます。

7年ぶりに又兵衛桜に会いに@2021その1

7年前に撮影したときは、4月12日でした。
今年見に行くとすれば、4月3日頃かなぁ、
とのんびり構えていたら、とんでもない!
今年はなんと、7年前より2週間以上も早く、ピークを迎えました。
枝の先の方まで咲いており、まさに満開のタイミングで
訪れる事が出来ました。
7年ぶりの撮影も、やはり朝日を受ける又兵衛桜を撮りたくて、
出発は朝の4時。途中、コンビニで朝ごはん休憩を挟んで、
ちょうど6時頃に到着し、即スタンバイ。
自分が撮りたいカットはどこでスタンバればよいかは記憶しております。
前回はナナニッパで撮ったアングルですが、ほとんど135mm近辺で撮って
おりました。今は手放してナナニッパがありませんが、
135GMがありますから、コレで問題なし。
三脚を構える方が多かったのですが、手振れの心配はありませんし、
私は三脚は車に搭載していながら、結局すべて手持ちで撮りました。
アングルや配置の自由度を優先したかったからです。
1枚目6:05、まだ朝日は注いでいませんが、既に多くのカメラマンが
構えております。
我々だけでなく、又兵衛桜もまた、朝日を浴びて輝くのを待っているかのようです。

↓α7RIV + SONY FE 135mm F1.8 GM

f:id:gyaos55:20210327060546j:plain

2枚目6:30、てっぺんあたりに朝日を受け始めました。自分が構える撮影ポイントには
既に日があたっており、てっぺん以外にも間接光として、光が回っているので、
桜の花の色も変わってきます。

↓α7RIV + SONY FE 135mm F1.8 GM

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3枚目6:40、上から徐々に真ん中あたりまで、朝日を受けています。
桜の花の色もさらに暖色に変わってきました。

↓α7RIV + SONY FE 135mm F1.8 GM

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4枚目7:10、一番下の左に伸びた枝まで、朝日を受けました。
又兵衛桜全体が、コントラストを増し、輝いています。

↓α7RIV + SONY FE 135mm F1.8 GM

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このような、朝日の当たり方による変化を拝めるのもまた、楽しみのひとつ。
ですが、この日の宇陀市の日の出前は氷点下。防寒装備はしっかりしていきましたが、
それでも2時間ほど撮って回っている内に、すっかり体が冷え切ってしまいました。
そんな思いをしても、樹齢350年の1本桜の見ごたえたるや、素晴らしものでした。