楊谷寺さんで紫陽花や新緑を楽しむ@2023

そろそろ紫陽花の季節に突入とあって、
SNSではキレイな紫陽花の写真を目にするようになりました。
どこかへ紫陽花を撮りに行こうと思い、考えましたが、
有名どころの三室戸寺は、恐らく大混雑だろうなぁ。
有名になはなったけど、山の奥深くにある楊谷寺ならば、
そんなに大混雑にはならないだろう、
静かな山寺でひっそりと咲く紫陽花、って雰囲気のカットを
撮りたいなぁ、ってことで向かいました。
「柳谷観音あじさいウェイーク2023」が開催中とのことですが、
ウィークとはいいながら、6月いっぱい開催中のようです。
期間中は、通常ならば毎月17日のみ公開の上書院が公開中だったり、
境内の階段が紫陽花だらけで飾られていたり、
フェリシモの紫陽花柄の傘が沢山吊るされていたり、いろいろ催し
盛りだくさんのようです。
で、向かってみると、道中で既に渋滞。途中、車のすれ違いが出来ない
場所が結構ある細い山道を通過するのですが、混雑に備えてか、
警備員さんが、何箇所かで片側交互通行の誘導をしていました。
まあ、へたっぴドライバーが立ち往生するよりはいいんですが、
確実に渋滞の原因にはなっていますね。
到着すると今度は複数ある駐車場がどこも満車で、駐車待ち。
それでも待ち時間は15分程度だったと思います。
境内に到着すると、沢山の人で大賑わい。
賑わいの中に身を投じるつもりは無かったんですけどね。w
山門では拝観料を収めるのですが、上書院も行くなら1500円、
行かないなら800円と。行くことにしたら、
12時10分から12時30分の間に行って下さい、と時間帯指定をされました。
そんな忙しないことならやめときゃ良かったと思ったのは、
すでに支払った後なので、一応行くことに。
数々の映えスポットでは、スマホやカメラを手に、撮影待ちの行列ができる始末。
静かな山寺で、ひっそりと咲く紫陽花を撮りたい、との思いは、
見事に打ち砕かれました。w
映えスポットを楽しみたい人にはいいんでしょうけれど、
なんだか撮らされている感がして、企画しているであろう
広告代理店の思う壺にハマってしまうのも面白くないです。
実際に広告代理店が噛んでいるかどうかは知りませんが、
少なくとも、ここでこういうの、撮りたいやろ！？って
考えている人が居るはずで、人の考えに従って撮影するのは、気が進みません。
もちろんこういう企画、イベントを否定するつもりはありませんし、
現にそれを楽しんでいる人が沢山いらっしゃるわけで、
お寺にとっても貴重な収入源なのでしょう。
ただ単に自分の好みでは無いということだけですよ。
少なくとも、紫陽花ウィークには、来年以降ももう行かないと思います。
最後の方、浴衣を着せてもらった可愛らしいトイプードル、
あまりのかわいらしさに、飼い主さんに許可をいただいて、
撮影させていただきました。めっちゃかわいいなぁ...。
使用機材は、
α7S + TAMRON 17-28mm F/2.8 Di III RXD と、
Hasselblad X1DII + XCD65 です。