京都周辺気まぐれ風景

京都在住。地の利をいかして神社仏閣によく撮影に出かけます。

フルサイズコンパクトなライカ

イカから、フルサイズコンパクトである、『ライカ Q (Typ116)』が発表されたのをご存知の方も多いことと思います。
どうせ我々のような庶民に買える値段じゃ無いだろうし、レンズ交換の楽しみも無いし、ってことで
あえて気にしないように心がけておりました。
そこへ偶々見てしまったのが、いつもの新製品レビューのコチラです。
以前に、コシナのディスタゴン1.4/35ZMのレビュー記事で、コチラとアチラを見比べた感想を述べておりました。
その時のことがあるので、今回も見比べてみました。
コチラ(カシャパ フォーライカ)アチラ(フォトヨドバシ)です。以後、コチラとアチラで表記します。
個人的な感想としましては、率直に言って、コチラを見ている限りでは、
別にライカで無くても撮れてしまいそうなカットばかりです。
これには全く物欲や写欲は刺激されません。そこで止めておきゃよかったのに、以前のことがあったので、
アチラを見てみたところ、いやはやコレはまぎれも無く、近年のライカらしい、シャープでハイコントラストで
尚且つしっかり立体感のある描写ではないですか!
コレには充分刺激を受けました。そこで、スペックや使い勝手など、調べてみました。
調べていくほどに、ついつい同じフルサイズコンパクトである、ソニーのRX1と比べてみてしまいます。
カメラ好きであれば、コストのことさえ気にしなくて済むならば、ライカを使ってみたい。そんな人は多いと思いますが、
コストを気にしなくて済むような人は、ごく一部の限られたお方でしょうから、庶民の我々は庶民のカメラで楽しむわけで。
もし仮に、ライカMシリーズのボディを、無理して入手出来たとしても、それで楽しむレンズの事を考えると、
そうそうしょっちゅう購入出来るわけでも無く、しかもライカMマウントのレンズを楽しむ母艦としては、
既にα7Rという、優秀なカメラがあります。それを考えると、レンズ交換とは違うライカの楽しみを
このライカQに見出してしまいそうで、ちょっと興味が湧きました。ソニーのRX1を入手したとき、それを持ち出して
撮れるカットひとつひとつに、ニヤニヤしていたときの、あの楽しみを、ライカで体感するのは、
きっとRX1と同等以上の特別感があるだろうなー、なんて妄想してしまうわけで、それだけでワクワクしたり。
通販サイトの価格では¥557,000.-というものですから、買えるわきゃ無いんですが、価格面、その後の楽しみ方
なんぞを考えると、少なくともM型ライカボディよりも楽しそうではあります。
ああ、今日もオチの無い、そして絶えることのない物欲なお話でした。