京都周辺気まぐれ風景

京都在住。地の利をいかして神社仏閣によく撮影に出かけます。

LEICA Q を初めて使ってみて感じた事

ここしばらくはα7RIIをメインに使ってきて、その前はα7RやRX1を
愛用していた自分が、久々にソニー以外のカメラとして、LEICA Q を
使ってみて、気づいたことや意外だったことを上げてみました。
これはレビューでも評価でもありません。そういう知識も経験も
自分にはありませんから。
ソニーのカメラ好きという偏ったユーザーの一感想ということで。


EVFの見易さ(使い勝手)はα7RIIの方が上
EVFの画素数LEICA Qの方が上ですが、私が老眼オヤジだからでしょうか、
これによるメリットはあまり感じません。α7RIIの画素数でも
充分細かいですから。LEICA Q にはアイカップが無いので眉の下あたりに
あてて固定し難いです。一応EVF周りがゴムになっていますので、
このゴムの部分を眉下あたりにくっつけて除くと、まつ毛がガラス面に
接触するみたいで、汚れが付着してしまいます。
それは予測していたので、EVFのガラス用保護シートと背面モニターの
保護シートがセットになったものを購入しました。
保護シートの上からなので、汚れたらティッシュで拭き拭きしています。


・モノクロモード撮影時のライブビュー映像はカラー表示
ミラーレスやコンデジEVFは、これから撮る画像を撮る前から
表示してくれていることがメリットだと思っておりましたが、
LEICA Q のモノクロ撮影時、EVFや背面液晶モニター
表示されているのは、カラー画像です。
これには最初、何か自分がおかしな設定してるのかな?
と思いましたが、これがライカの考え方なんでしょうかね。
アナログカメラのファンダーならば、素通しで見えるものは
確かにカラーです。カラーと言うのもおかしいですね。
見たままですね。でも、カメラに入れるフィルムがモノクロならば、
撮れる結果はモノクロなわけで、
そういう感覚を大切にしているのでしょうか。


Wi-Fi経由の画像転送はSONYの方が扱いやすい
SONYは、撮った写真が気に入れば、ボタン一つで携帯に転送できますからね。
LEICA Q は、スマホタブレットからカメラに接続して、
モリー内の画像を確認してから選択〜転送となるようです。


・35mm、50mmクロップ撮影が最高に使いやすい
自分の場合、50mmクロップを使うことはほぼ無いのですが、
35mmは好きな画角ですから、使いたいときが結構あります。
ボタンひとつで35mmクロップになるので、これが非常に使いやすい。
そういう意味で、このカメラだと、RX1も兼ねているようなものですね。
クロップですから画素数は減りますが、それでも35mmで1,500万画素はあります。
ライブビュー画像もクロップされるのではなく、ブライトフレームのような
ものが表示されますが、コレもなかなかフレーミングし易いです。


まだいじり始めて数日なので、自分の現状認識より良い使い方が
あるかもしれませんが、とにかく結果として得られる画像には
大変満足しておりますので、それが何よりです。


2016年7月23日追記
18日に、法金剛院へ撮影に行った際、EVFの表示がおかしなことになってしまいました。
天地のフレーミングが少しブラックアウトして、実際のフレームよりもカットされた状態で
表示されておりました。これは明らかな不具合。自宅に帰ってから、カメラを一旦、
リセットしたところ、直りました。そして、上記の
LEICA Q のモノクロ撮影時、EVFや背面液晶モニターに表示されているのは、カラー画像です。」
の現象も直りました。モノクロ撮影時はライブビュー画像もちゃんとモノクロになりました。
ファームアップの際にでも、何かおかしくなっていたのでしょうか?
いずれにしても、正常と思える状況になって、ホッとしております。