巨椋池の広大な田んぼに、一通り水が入ったので、例によって仕事帰りに夜景を撮ってきました。
使用機材は、RX100M2 です。
こういう撮影の時は、やはりマニュアル露出が使えると扱い易いです。
液晶モニターの見え具合も非常に良いので、ピント、明るさ、発色などの確認もし易いです。
三脚で構えて、まずは大体の勧で撮ってみて、絞りとSSで調整してみて、撮っては背面液晶で
確認しながら微調整していくような撮り方です。
先月末には、このカメラの新型である、"RX100M3"が新発売となっていますね。コレです。
コレにはココでちょっと触れておきたいと思います。
新しいカメラを購入した際にSONYのサイトでユーザー登録をすると、しばらくして、
アンケートお願いメールが届きます。RX1を購入した際も、このRX100M2のときも、
私は要望として、EVFは外付けではなく、内臓して欲しい旨を回答しました。
老眼世代にファインダーは必須です。背面液晶での確認は、上記のように三脚で撮る場合には、
なんとか確認出来ますが、手持ちで撮る場合は、老眼の度合いがひどい日などは、背面液晶では
手を伸ばして見ても少しぼやけて見えることがあります。私ひとりの要望ごときでメーカーが
動くわけは無いですから、おそらくそういうこと、アルアルと思う老眼世代の方が結構多かった
のではないでしょうか。
で、先般発売の新型は、EVFを内臓してくれました。しかも驚きのギミックで。
EVFがポップアップ式とは驚きました。しかもあの小ささの中に内臓です。
さらに今度はレンズも新開発。ワイド端が従来の28mmから24mmと、より広角に、
テレ端は100mmから70mmとちょっと短くなりはしましたが、F値はなんとF2.8です。
ちょっとぼかす写真も撮れそうですし、何より絞り開放バカな自分には
うってつけのスペックです。
しかもレンズは6郡7枚内非球面4枚から9郡10枚内非球面9枚と。10枚中9枚が非球面って、
なんじゃそれ!このレンズ周りの設計開発に、かなりのコストがかかっていることは、
容易に想像がつきますね。さらにはカメラアプリにまで対応したりと、これぞ、
SONYの変態ぶり(失礼、褒め言葉のつもり)が遺憾なく発揮された製品ですね。
まだ実物を見て触っていないので、EVFの使い勝手などが良さそうならば、
買い替えたいなーなどと思っております。
↓28mm、F6.3、SS25秒、ISO400
↓70mm、F6.3、SS25秒、ISO200(後からレベル補正)
↓28mm、F8、SS20秒、ISO800